日本に宅配ピザがくるまで

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今回は、日本から海外へビジネスをしようとしている方々に、海外の人がどうやって日本でビジネスをして、海外のものを日本に取り入れ日本のライフスタイルの一部を作ること“INNOVATION”に成功したのか。
その一例を紹介します。

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日本で多くの人に普及している、アメリカ発祥の宅配ピザを日本に持ってきたのは、大手企業ではなく、日系ハワイ人3世のアーネスト.M.比嘉さんという起業家。

初めて、宅配バイクなどを取り入れ、日本に宅配ピザという新しいビジネスモデルを作り出した人です。IMG_9740-compressor

比嘉さんは、1985年に米国ドミノ・ピザから独占販売権を得て恵比寿に第一号店をオープンさせました。

日本での起業〜外国人起業家の苦難の日々〜

海外で起業、特に日本という単一民族の国ではやはり苦労ばかりです。
起業した当初は、言語、ビジネスルール、カルチャー、法律、一般常識などを0から覚えるのにも一苦労し、特に一番困ったのは電話でのやり取り。対面ではジェスチャーを使えますが電話ではなかなか言葉が伝わらずビジネスをやる上で大変だったと語っています。

また、当時の日本では外国人というとブロンドの白人で青い目の人というイメージが強く、日系アメリカ人の比嘉さんの見た目は日本人なのに言葉がなかなか通じないので、頭が足りていない人と思われてしまうこともあったそうだ。

〜苦労を乗り越え、現地に合った販売戦略〜

このような苦労もありながらも、日本の習慣に合わせた方法でビジネス展開をしてきたことにより、比嘉さんは成功していきました。

宅配方法は、アメリカでは車を使っていたが、道路事情により、配達用のバイクを考案。また、商品は、日本人の好みに合わせて、トッピングをかえた、照り焼き、ツナ、シメジなど加え、アメリカ人は食べ物の見栄えを気にしませんが日本人は食の色彩なども気にしますから見栄えもいいものを提供するように商品開発。

その後、8年で直営店を100店舗するまでに成長させ、また、比嘉さんがドミノピザを日本で始めてから1年後にはピザハットなどの競合他社が参入し、宅配ピザ市場を活性化されました。

ちなみに、比嘉さんは今ではクイズノスや2011年からウェンデイーズなども日本にもってきた人でもあります。

日本ブランドや日本で当たり前にあって海外にないものを、その国の風土に合わせながら広めていく。失敗や苦労もあるだろうが、それが成功するかしないかは、やってみなければわかりません。ちなみに、比嘉さんは1979年に日本へ来日し、ピザの前に、はじめのビジネスは木材の輸出入からはじめています。自分は今、お花屋さんだから、ITだから、土木やってるからまったく違うビジネスはできないなんて根拠になりません。自分が海外で起業して、これは流行るだろう!やってみたい!と思うものがでてきたら、やってみてください。クラウドセカイは応援しています。

参考文献:「ウチの社長は外国人」 大宮知信

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